特徴

FEATURE

1. だれでも

PIUSは、⾃動⾞の持つ基本性能をそのままに、
部品点数を極⼒減らしだれでもが組み⽴てられます

2. 学べる

作って楽しい、乗って楽しい、そんな「楽しい」を通して
⾃動⾞の基本構成を学ぶことができます

3. 体験する

PIUSを通して、モノづくりの想いや、
組⽴てる楽しさを体験してもらえれば幸いです

教材基本システム構成

教材には⾞両本体の他、「分解/組⽴マニュアル」、実習を⾏う際に必要な⼯具、作業マットを付属しており、
実習に必要な機材が⼀式揃っています。(軍⼿などの消耗品は除きます)

  • PIUS⾞両本体

    PIUS⾞両本体

  • 分解/組⽴マニュアル(A4)

    分解/組⽴マニュアル(A4)

  • 作業マット/部品マット

    作業マット/部品マット

  • ⼯具セット

    ⼯具セット

  • リジットラック

    リジットラック

  • アルミジャッキ

    アルミジャッキ

  • 充電器

    充電器

教材オプション

Advanced Kit(アドバンスキット)

⾛る、曲がる、⽌まるの⾛⾏性能の違いを体験できる組換えキットをご⽤意しております。
本キットを⽤いることで、⾞両設計の重要性を、それぞれの基本構造、メリット/デメリットの理解を測ります。
これにより、商品開発や⾞両計画、技術開発⼒を養えます。
また組換えキットによっては、基本教材のPIUS⾞両本体以外に、
専⽤⾞体(PIUS48V)が必要となります。

  • 教科書「PIUSにみる⾞両⼯学概論」(B5)

    教科書「PIUSにみる⾞両⼯学概論」
    (B5)

  • インホイールモーターコンバージョンキット

    インホイールモーター
    コンバージョンキット

  • ブラシレスモーターコンバージョンキット

    ブラシレスモーター
    コンバージョンキット

  • タイヤ&ホイールコンバージョンキット

    タイヤ&ホイール
    コンバージョンキット

  • ダンパーコンバージョンキット

    ダンパー
    コンバージョンキット

  • アライメント調整キット

    アライメント調整キット

  • ギヤ⽐変更キット

    ギヤ⽐変更キット

Visualization(⾒える化教材)

基礎教育で、構造知識を深めるための⾒える化教材も準備しております。

  • ギヤ(トランスミッションカットモデル)

    ギヤ(トランスミッション
    カットモデル)

  • ステアリングカットモデル

    ステアリングカットモデル

  • インホイールモーター構造モデル

    インホイールモーター
    構造モデル

  • DCブラシレスモーターカットモデル

    DCブラシレスモーター
    カットモデル

  • ⾼電圧マルチテスター(BOSCH製FSA050)

    ⾼電圧マルチテスター
    (BOSCH製FSA050)

PIUS⾞両について

PIUS⾞両について

主要諸元表

駆動形式ギヤー減速式後輪駆動
⼨法・重量全⻑/全幅/全⾼(mm)2500/1230/885
ホイールベース(mm)1500
トレッド FR/RR(mm)1130/920
最低地上⾼(mm)120
⾞両重量(kg)220
乗⾞定員(名)1
性能最⼩回転半径(m)3.4
⼀充電⾛⾏距離(km)25
原動機種類直流モーター
定格出⼒(kW)0.6
駆動⽤バッテリー種類鉛電池
電圧(V)36
電池容量(Ah)38
⾛⾏装置サスペンション形式 前/後ダブルウィッシュボーン/リジットアクスル
主ブレーキ形式 前/後ディスク/ディスク
タイヤサイズ 前/後3.00-10

主な構成部品

関連書籍

  • PIUSにみる⾞両⼯学概論

    著者:(株)モディー・⼀関⼯業⾼等専⾨学校

    • 分野:電気⼯学
    • ISBN:978-4-8446-0852-3
    • ページ数:230
    • 定価:本体3,500円+税
    • 判型:B5番
    • 出版:理⼯学図書

PIUSの⽣い⽴ち

弊社ではこんな悩みをもっていました。

「お客様の夢をかたち」にしようとした時、最も重要なことはそれを創りだす⼈です。「創造性豊かな⼈材」がほしいんです。この仕事は「⾃分が主体となり、お客様の考えを⾃らの課題ととらえ、今までの常識を超えた提案をし、それを形にする」そんな考えをもって取り組まないとお客様の期待を上まわる仕事になっていきません。

世界各地で開催されるモーターショーの展⽰⾞両は、最先端技術が搭載されたものばかりです。ちょっと前までは形だけを整えればよかったのですが、今はちゃんと機能しなければいけません、まだ世の中に出回っていない未知の世界を作り上げていくのですから、ただ作ればよいというものではありません。クライアントである⾃動⾞メーカーの先には、その⾞を夢⾒て使ってみたいと思うお客様がいらっしゃいます。その期待を上まわり、そして納得していただけるモノを作りだすには「創造性豊かな⼈材は⽋かせない」のです。

そのような⼈材は⾃動⾞業界でも、モノづくり企業の中でもかなり少ない存在だと感じていました。

今まではこのような考えを持った⼈材を探してはヘッドハントしたり、弊社の取組みに賛同した⽅々がこぞって⼊社し活躍していましたが、そのような⼈材は⽇に⽇に⾒つけにくくなり、希少種となりつつあるのが実情でした。これは⾃動⾞業界だけではなくモノづくり企業全体に⾔えることでもありました。

⽇本の企業にとって必要なのは「創造性豊かな理⼯系⼈材」ではないかと考えています。⼤量⽣産するモノは⼈件費の安い海外で⽣産し、⽇本は開発に⼒を⼊れていかなければ国⼒が弱くなってしまうと危惧していました。そんな時ちょっとしたキッカケで電気⾃動⾞をベースとした「分解組⽴式電気⾃動⾞Kit PIUS(ピウス)」を開発するご縁に恵まれました。

今までお世話になってきた⾃動⾞業界や工学系人材が不足しているモノづくり企業の⼈材確保や人材育成に役に⽴つのならと考え、社会貢献の⼀環としてこのご縁を⼤切に形にしました。EV開発の先駆者として、多くの電動⾞両を研究開発し、試作してきた弊社の技術開発⼒を活かし、次世代モビリティ開発者育成のための実践型トレーニングキット「分解組⽴式電気⾃動⾞Kit PIUS」が誕⽣したのです。

「PIUS」は、Personal Interactive Utility Systemの略です。

P→Personal「⼩型で⼿軽な」=「1⼈でも組み⽴てられる」
I→Interactive 「対話・双⽅向」=「組⽴を通して⾞と対話する」
U→Utility 「役に⽴つもの」「有益性」
S→System 車両と実習に必要な各ツール、説明書、教育プログラムが一体となったシステム

これらをまとめると・・・

「⼩型で⼿軽な電気自動車:PIUSと語り合いながら、⾃動⾞の基本構造やモノづくりの原点を理解できる教育プログラム」

こんな想いでPIUSと命名しました。

2011年東⽇本は未曾有の⼤地震にみまわれ、多くの犠牲者や損害がでました。その翌年2012年、PIUSをお披露⽬したおりに⾃治体関係者の⽬に触れ、⼀関⼯業⾼等専⾨学校(以下、⼀関⾼専)の先⽣⽅を紹介していただきました。早速、PIUSを⼀関⾼専に持ち込み、先⽣⽅に紹介した際、「現在私達が当たり前のように使っているパソコンの原点はボードパソコンから始まっているんだ、このPIUSは近い将来訪れるであろう電動⾞両時代に向けて、パソコンで⾔うとボードパソコンのような役割をPIUSが担い、近未来に向けて時代を切り拓いていける要素を持った教材になりうるのではないか」と⾼い評価を受けました。

このご縁により⼀関⾼専が有する⼈材育成のノウハウ(ソフト⾯)と、弊社が有する試作・開発技術(ハード⾯)を融合し、⾞体構造、駆動、モーター、制御などを総合的に且つ実践的に学習でき、専⾨分野・学科の垣根を越え、⽇本固有のモノづくりから、次世代モビリティ開発に関する総合⼒(企画・設計・マネージメント⼒・事業構想・設計構想・技術構想をまとめられる力)や豊かな発想⼒・創造⼒を⽣み出す、ユニークな⼈材を育成できる教材を、⼀関⾼専の先⽣⽅と共に共同開発する事が決まりました。

その後、⽂部科学省地域イノベーション戦略⽀援プログラム(東⽇本⼤震災復興⽀援型)事業に申請し、岩⼿県が「いわて環境と⼈にやさしい次世代モビリティ開発拠点」プロジェクトとして国より採択されました。その中で⼀関⾼専と弊社は産学官が連携し⼈材育成に特化した取組みとして、2012年〜2017年の5ヵ年にわたり教材開発を⾏いその成果として⽣まれたのが、この『PIUS Education System』です。